Skip to content
AI NEWS

AI NEWS

AI news from Japan, China, and the US, along with meeting recap reports.

  • Home
  • AI Spotlights
  • Meeting Reports
  • AI-Generated Tech Trends
  • Home
  • 2025
  • 12月
  • 21
  • 動画時代の“音”を制する、世界500万人が使うワイヤレスマイク「HOLLYLAND」の正体

動画時代の“音”を制する、世界500万人が使うワイヤレスマイク「HOLLYLAND」の正体

Posted on 12月 21, 2025 By user 動画時代の“音”を制する、世界500万人が使うワイヤレスマイク「HOLLYLAND」の正体 へのコメントはまだありません
AI Spotlights

10億人が動画投稿サイトを利用し、1人あたりの視聴時間が1日2.6時間に達する中国では、誰もが簡単に動画を制作し、配信できる時代を迎えている。こうしたなか、小さなワイヤレスマイクが、クリエイターに欠かせないアイテムとして存在感を高めつつある。

調査会社QY Researchによると、世界のワイヤレスマイク市場は2023年に104億元(約2300億円)に達し、中国では年間500万台以上が売れたという。ショート動画やライブ配信の普及で急拡大した市場は競争が激しく、一時は参入企業が400社を超えたとも言われる。このレッドオーシャンで、ひときわ異彩を放っているのが、深圳企業「昊一源科技」の展開するブランド「HOLLYLAND」だ。

同社は8年前に海外メーカーのODM(受託開発)からスタートし、技術力を高めて自社製品の開発へとかじを切った。2023年と24年には中国のワイヤレスマイク販売台数で2年連続首位を獲得している。現在は世界160カ国・地域のクリエイター500万人以上が製品を利用しており、売上高の60%以上を海外が占める。

その成長を支えてきたのは、全工程を自社で開発する技術体系だ。技術開発への投資を惜しまず、約500人規模の開発チームを組織して、ワイヤレス伝送や音声処理、映像アルゴリズムなどの分野に注力し、これまでに220件以上の特許を取得してきた。プロユースでは、コア技術をすべて自前で開発し、大規模運用も可能なシステムを完成させて、国家レベルの大型イベントを支えられるほどの安定性と低遅延性を実現している。

最新のフラッグシップモデル「LARK MAX2」を例に挙げると、マイク本体にAIノイズ除去機能を搭載し、1000種類以上の環境ノイズの識別と抑制が可能で、サンプリングレート48kHz、信号対雑音比72dB以上と放送局レベルの高い音質を実現した。ノイズ除去は従来の2段階から20段階へと細かく調整できるようになり、周囲の環境音を抑えながら、細かな声のニュアンスもしっかり拾える。

また、ユーザーの声を製品改良に反映する仕組みを確立したことで、優れた口コミや高いリピート率を獲得してきた。プロダクトマネジャーやエンジニアが現場に赴いて、ユーザーと直接対話したり、使用状況をシミュレーションしたりすることで隠れた課題を洗い出し、製品の改良に役立てている。例えば、モニタリング用イヤホンのケーブルが絡まりやすく、撮影に支障をきたすことが分かると、すぐさまLARK MAX2に100メートル以内で25ミリ秒という超低遅延のワイヤレスモニタリング機能を追加した。

加えて、まだ顕在化していない課題にも先回りして取り組んできた。マイク本体のロゴがあまりにも目立ちすぎると、視覚的なノイズとなり、映像の雰囲気を壊してしまうことに気付いた開発チームは、ロゴが見えないよう裏向きにも装着できるようにデザインし直した。ブランド名の露出は減るものの、ユーザーからは高い評価を集め、シャオミの雷軍氏やファーウェイの余承東氏など、テック業界の著名人のライブ配信でも頻繁に使用されている。

HOLLYLANDは培った技術を応用してカメラも開発した。ライブ配信用カメラ「探境2」は独自開発の映像処理技術を搭載し、AIがシーンを判別して肌の色や明暗バランスを最適な状態に調整してくれるため、照明に頼ったり細かな設定をいじったりすることなく完成度の高い映像を簡単に撮れるようになった。

2024年には、中国国内向けブランド「猛瑪(MOMA)」と海外向けブランドのHOLLYLANDを統合し、グローバル化に向けた新たなブランド戦略をスタートさせた。ショート動画の質が向上し、オンライン教育やリモート会議用の需要も広がるなか、ワイヤレスマイクはプロ用の機器から一般向けへと普及しつつある。さらなる拡大が見込まれる市場で、HOLLYLANDは技術力と中国の優れたサプライチェーンを武器に、世界進出のサクセスストーリーを描き出そうとしている。

—

[元の記事はこちら](https://36kr.jp/449668/)

投稿ナビゲーション

❮ Previous Post: 清華大学発ヒューマノイド企業、20億円超を調達 “知能あるロボット”の実用化へ
Next Post: 「DJIの父」が創業、鉱山向け無人トラックの「CiDi」が香港上場 時価総額2300億円に ❯

You may also like

AI Spotlights
中国、6G特許出願で世界首位に AI特許も世界6割ーー烏鎮サミットで報告
12月 5, 2025
AI Spotlights
バイトダンス動画生成AI「Seedance 2.0」の衝撃、参照生成で“プロンプト不要”に。フェーク氾濫の懸念も
2月 17, 2026
AI Spotlights
「自由度より完成度」、中国ロボットハンド新興が量産急ぐ 主要部品の国産化を実現
1月 22, 2026
AI Spotlights
人型ロボット用触覚センサー“世界シェア8割”。中国「他山科技」、数十億円調達
1月 28, 2026

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

Recent Posts

  • エンボディドAI「星海図」、約220億円調達 BYDやファーウェイから数千台受注
  • AIインフラの「心臓」握る中国 変圧器輸出36%増、世界供給シェア6割に
  • 相変化冷却でAIの発熱に挑む。中国スタートアップ、電力・データセンター需要に照準
  • AIロボットに「物理法則」を教える。センスタイム幹部、本当に「働ける」ロボット犬を発表
  • トンネル内でも「センチ単位」の精度を。 中国・北斗智聯、衛星×AIで次世代の車載インフラを定義

Recent Comments

表示できるコメントはありません。

Archives

  • 2026年2月
  • 2026年1月
  • 2025年12月

Categories

  • AI Spotlights
  • 日本語
  • Home
  • AI Spotlights
  • Meeting Reports
  • AI-Generated Tech Trends

Copyright © 2026 AI NEWS.

Theme: Oceanly News by ScriptsTown